せいいっぱいの「ありがとう」を。

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『そっち行くから会えない?』

「もちろん!久しぶりだね!」

 

転職したことで、育った街から離れてしまったわたし。

それは同時に友人からも離れてしまうことを意味していました。

自分の意思でしたことですし、離れてしまうことはわかっていましたが、やっぱりどこかで寂しさがありました。

みんなの様子は電話で聞けるし、メールのやり取りもあるのですが、会って話ができないのは予想以上に「独り」を感じてしまいます。

 

いい大人なので、その気になればいつでも会いに行けます。でも、いろいろな事情を言い訳にして結局ずるずるとそのままになってしまっていました。

 

友達は大事にしないと・・とよく聞きますし、もちろんそう思うのですが、行動が伴わないわけです。もやもや。

 

仕事が煮詰まってきたりしているときは、前のように集まってわいわいやりたい。でも、こっちにいるのはわたしだけ。もちろん主人はいますが、友達と家族はどこか違うのです。もやもや。

 

そんな時、こっちに来ると電話をもらいました。その日中、顔がにやけっぱなしになるくらい嬉しかったです。会いたいと思ってもらえることが、こんなに嬉しいことなんだなって。改めて噛み締めてしまいました。

 

会いに来てくれてありがとう。今度はわたしが会いに行くからね。待っててね。

 

まさに「有朋自遠方来 不亦楽」です。